スタッフHirakiです。
先日、とある尼崎市の新築工事現場にて地鎮祭を執り行いました。
今回は土地の氏神様である「生島神社」で地鎮祭をお願いしました。
その段取りを進めていくにあたり新しい発見があり…ブログにアップしようと思います。
地鎮祭の目的
よく聞く「地鎮祭」ですが、私自身よく分かってなかったです。。。
「地鎮祭」とは、工事が無事に終わることをお願いする儀式。
なので、主催は建築会社で工事関係者が多く参列することもあります。
最近は、地鎮祭を行わない選択をする施主も多く、神主を招いて行うことが一般的ですが施主が塩をまくだけの場合も。
次に地鎮祭の段取りはこんな感じ。
地鎮祭の事前段取り
1.お施主様に確認
■実施の有無
■実施する場合、日時決定
■指定の神社の有無
■参加人数の確認
昨今は実施を省略する方も増えていますが、
イベントの中でも地鎮祭は「やって良かった」「思い出になった」と満足していただけることが多いです。
候補日を数日出してもらうことがポイントです。日柄の良い日は予約がいっぱいのことも。
通常は午前中に実施します。
ご家族が代々お世話になっている神社にお願いする場合もあるので、そこも確認が必要です。
参加人数はテントなど設営に関わってきます。
2.土地から氏神様を調査
初めて知ったのですが、土地(住所)で氏神様がエリア分けされているようで、
一概に距離の近い神社ではないので要注意です。
建築場所から各都道府県にある神社庁へ問い合わせて教えてもらいます。
中にはHPで調べれる都道府県もあるようです。
3.神社に連絡して申込み
神社によっては電話・メール・FAXと申込み方法はさまざま。
初めての連絡は若干戸惑います。。。
4.当日の段取り
■設営会社に依頼
■出席者へ日時を連絡
設営は建築会社が行う場合もあるようですが、テントや幕、椅子、テーブル、竹、土など早朝の準備は大変。
まるっと美しく設営をしてもらえる会社があるので、場所・日時・参加人数を連絡して申込みます。
ここまですれば、あとは当日の天気を祈るだけ。
5.任意
■土地の整地(テント設営や足場を整えておくため)※任意と言いつつ、必須
■設営業者の設営日時等の確認(早朝の場合、前日設営あり)
1週間前には事前連絡として参加者・設営担当者へ確認までできれば完璧★
お供え物&備品
今回お願いした生島神社では、お供え物はすべて準備していただきました。
【お供え物】
・米
・酒
・野菜
・海の幸
・果物
・榊
・他 盃、鎌、鋤、鍬
など
備品はテント設営に含まれていました。
【備品】
・竹
・しめ縄
・祭壇
・砂
・椅子
・手水
・半紙
式次第
一、手水の儀
※参列者全員
水の入った桶から少しすくって手を清め半紙で拭っていきます
手水を終えたら式場内の椅子に着席します
二、修祓の儀
祭壇や参列者を祓い清めます
三、降神の儀
祭壇に神様をお招きします
四、献餞の儀
神様にお供え物を奉納します
五、祝詞奏上
工事の安全を祈願し、祝詞をよみあげます
六、清祓いの儀
土地のお祓いを行います
七、地鎮の儀
※施工業者代表、設計士、施主代表者
鎌・鍬・鋤を使用して土地の安定と工事の安全を祈願します
「エイッ、エイッ」と盛り砂に鍬入れを行います
八、玉串奉奠
※参列者(代表者だけの場合もあり)
順番に玉串を祭壇に捧げます
九、撤餞の儀
お供え物を下げます
十、昇神の儀
神様がおかえりになります
十一、神酒拝戴
※参列者全員(未成年者は飲むふりを)
お供え物のお神酒を飲む
お施主様は少し緊張される場面もあるかと思いますが、思いっきりやってみてください!
よい記念になります♪
ところで、氏神様。。。皆さんは知ってましたか??